Vol.1ニュースから見る暗号資産・Blockchain業界

5月10日(金)メールマガジン配信号より

アジア最大のブロックチェーンカンファレンス「Japan Blockchain Conference」の事務局より提供を受け、業界に関する事務局独自の見解を隔週で配信させていただきます。

〜ビットコイン相場から見る、暗号資産市場〜

4月上旬から好調を維持しているビットコイン。それに引っ張られる形で他の主要暗号資産も軒並み上昇した。
だが日本で最大10連休となるゴールデンウィークが始まる頃、それまで62万円台を推移していたビットコインが一時56万円台まで落ちるなど、暗号資産市場の雲行きが怪しい展開となった。
これはテザー社の裏付け資金不正利用疑惑が急落の原因の1つではないかとの見方がされている。
その後は復調し、上昇トレンドを維持。ゴールデンウィーク中も徐々に価格を上昇させた。
大型連休中も暗号資産の取引・利用拡大に関する話題が出ており、前向きな姿勢が相場にとっても好材料となったのではないだろうか。
しかし、そんな矢先に起きたバイナンスのハッキング事件の影響を受けてかビットコインは再び下落。
世界最大レベルの取引所が7000BTCの盗難被害を受けた事例は世界に衝撃を与えた。
現在は再び値を上げ、指標の1つとされる66万円(6000米ドル)台の壁を超えている。(9日執筆現在)
この約2週間の市場を振り返ると、ほとんどの主要銘柄はほぼ横ばいで推移しているが、相場全体としては上昇の期待がもてるものだったと言えるのではないか。
来週以降の注目すべき動きとしては、ビットコインキャッシュのハードフォークとバイナンスの入出金再開などが挙げられる。
特に前回のハードフォークでは、ビットコインキャッシュが分裂したビットコインABCと ビットコインSVが対立し、悪影響を与えた。
今回はスケーラビリティの改善などが行われる予定だが、新たな問題が生じないことを祈りたい。

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