トロン

トロンの始まり

トロンは、世界中の誰もが無料で楽しめるエンターテイメント(映画、音楽、アニメ、漫画など)をアップロードするシステムの構築を目標として発足したプロジェクトだ。
2017年8月に生まれた比較的新しいアルトコインながら、時価総額が上位20位以内に入っているなど、市場では注目を集めている通貨である。

トロンの特徴

トロンは、デジタルコンテンツ業界に特化した仮想通貨として、シンガポールの「Tron財団」というチームによって開発が進められている。
トロンは、ブロックチェーンをベースにした分散型のプロトコルで、クリエイターがデータを自由に公開したり所有したりすることを可能にしている。
いわば、世界中のクリエイターがデジタル資産の公開や、配信を自由に行える仕組みだ。
トロンは、ブロックチェーン上にエンターテイメント関連のデータを分散管理することにより、第三者の手ではなく直接クリエイターと消費者がアップロード、閲覧できる。これにより、中間搾取を取り除き、エンターテイメントコンテンツの発展とクリエイターの保護が期待されている

トロンの今後

すでに、ユーザー数が1000万人以上いる中国最大級のLIVEストリーミングサービス「Peiwo(日本のツイキャスやSHOWROOMのような動画配信アプリ)」でトロン利用ができるなど、実用化が進められている。
また、それ以外にも、マイニング企業やSNSサービスと提携したり、ゲーム企業に出資したりするなど、トロンが利用できる場が今後、ますます増えるだろう。
また今年7月には、アメリカのソフトウェア会社「ビットトレント社」を買収したことでも話題になった。
ビットトレントのファイル転送技術は、映画や音楽、動画配信アプリに広く使われている。
今後、この技術がトロンのコンテンツ提供サービスと統合されることで、さらなるサービスの向上が見込まれている。

トークンバーンって?

「BURN/バーン」とは日本語で「燃やす」という意味の言葉である。
仮想通貨界隈で使われる「バーン」とは、すでに発行されている通貨の一定枚数を使えないようにすることで、発行総数を減らして希少価値を上げることを指す。
発行総数が減ってもユーザーが保有する通貨の枚数は変わらないので、実質的に保有している通貨の価値が上がる。
トロンも、今年6月末に総供給量の1%に当たる10億枚(当時のレートで約55億円相当)をバーンして話題になった。

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